[ソリューション フィルタ] ダイアログ ボックスを使用して、最適化プロセスの間の最適化パラメータを調整します。
[ソリューション フィルタ] ダイアログ ボックスは、[ユーザー環境設定]、[デフォルトの設計設定] で [ソリューション フィルタを表示] チェック ボックスが選択されている場合に、常に最適化作業の最初に表示されます。
[デフォルト] 設計フォームの [ソリューション フィルタを表示] チェック ボックスを使用して、現在の設計用のみに対して [ソリューション フィルタ] ダイアログ ボックスをオンまたはオフにできます。
[ソリューション フィルタ] フォームを使用して、次のパラメータを調整できます。
全体の最適ソリューション - 最適化の完了時に PI Expert が表示する設計ソリューションの数です。
シールド巻線の使用 - 選択するとトランスのシールド巻線をアクティブにします。作成した設計に対してシールドをオンまたはオフすることもできます。詳細については、「シールド」を参照してください。
NS メイン範囲 (NS メイン最小値 - NS メイン最大値) - 最適化の間に使用されるメイン出力巻線ターン数の範囲を入力します。大きい範囲を選択すると、最適化プロセスの最後にさまざまなソリューションが示されますが、同時に最適化プロセスにより多くの変更作業が必要になります。
コア範囲 - 最適化の間に使用されるコアを選択します。コアは、増加する出力電力の順に配置されます。詳細については、「トランスの選択とマニュアル設計」を参照してください。
最適化の前にソリューション フィルタを表示 - 作成中の設計に対する [ソリューション フィルタ] ダイアログ ボックスを表示する場合に選択します。
[Optimization Method (最適化方法)] –設計要件を満足するように最善の設計パラ
メータを検索します。推定効率、トランスサイズ、選定部品を考慮した計算が行われ、
最善の設計パラメータが選択されます。次の最適化方法を使用できます。
[Branch and Bound (分枝限定法)] – 設計パラメータの有効範囲を繰り返し絞り
込む
[Exhaustive Search (全数検索)] – 設計パラメータのすべての組み合わせを検索
する