インダクタ ライブラリ

インダクタ ライブラリは、PI Expert に含まれる [部品ライブラリ] 内の部品ライブラリ タイプの 1 つです。インダクタ部品ライブラリ には、ディファレンシャル モード及びコモン モードの伝導 EMI フィルタに適した数多くのインダクタが含まれています。一度インダクタがライブラリに追加され、部品セットに含められると、[EMI フィルタ] ダイアログ ボックスで使用するインダクタは手動で変更することができます。また、ユーザー定義のインダクタが含まれる部品セットを使用して、設計を最適化することもできます。

メイン メニューからインダクタ部品ライブラリを開くには、すべての設計が閉じられていることを確認して、[ツール] > [部品ライブラリ] から [インダクタ] タブを選択します。

部品ライブラリの使用に関する詳細については、「部品ライブラリ」のトピックを参照してください。

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インダクタ タイプ

PI Expert で選択される EMI フィルタ回路によって、異なるインダクタのタイプが使用されます。インダクタ部品ライブラリには 2 つのタイプのインダクタがあります。

詳細については、「EMI フィルタ部品」「EMI フィルタ インダクタ」を参照してください。

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インダクタ部品の追加と編集

PI Expert では、デフォルトの部品は変更も削除もできません。[表示] ボタンをクリックして、選択したインダクタのパラメータを表示することだけが可能です。インダクタ部品ライブラリにカスタム インダクタを追加することができます。追加するには、[部品ライブラリ] ダイアログ ボックスの [追加] ボタンをクリックします。CM または DM チョークの関連仕様をすべて入力できる [インダクタ パラメータ] ダイアログ ボックスが表示されます。部品の追加と編集に関する詳細については、「部品ライブラリ」のトピックを参照してください。

次のインダクタ パラメータを指定できます。

 

次の設定は、すべての部品タイプ パラメータ ダイアログ ボックスに共通です。

 

[OK] をクリックして、カスタム インダクタをライブラリに追加します。リストでは、カスタム インダクタにユーザー マーク が表示されます。

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