バイアス巻線と部品

バイアス設計フォームを使用して、バイアス パラメータを表示及び編集します。

製品別のバイアス巻線の要件

バイアス巻線は、一部の PI デバイスではオプションです。

PI 製品ファミリー

バイアス巻線

DPA-Switch

必須

TOPSwitch-HX

TOPSwitch-GX

TOPSwitch-JX

LinkSwitch-PH

LinkSwitch-PL*

調光機能が必要な設計に推奨

TinySwitch-II

オプション

TinySwitch-III

TinySwitch-4

LinkSwitch-CV

LinkSwitch-XT

*調光機能を必要としない設計では、外部バイアスは必要ありませんが、これによりシステム効率が低下する可能性があります。LinkSwitch-PL は非絶縁型フライバック方式を使用するため、メイン出力を使用できるので、多くの場合、専用のバイアス線は必要ありません。

新しく設計を行う際、PI Expert では、指定された PI 製品ファミリーに基づいてフィードバック タイプが選択されます。

PI 製品ファミリー

デフォルト フィードバック タイプ

DPA-Switch

二次側の TL431 及びフォトカプラ

TOPSwitch-HX

TOPSwitch-GX

TOPSwitch-JX

TinySwitch-II

  二次ツェナー

TinySwitch-III

TinySwitch-4

LinkSwitch-XT

LinkSwitch-CV

フィードバック巻線

LinkSwitch-PH

間接 CC

LinkSwitch-PL

直接二次

電圧値と電流値の編集

設計を行う際、PI Expert では、選択した PI デバイス ファミリーに応じてバイアス巻線の電圧電流の値が計算されます。

計算されたパラメータを編集するには、パラメータ ボックスの右側にあるアイコン をクリックします。 アイコンは、カスタムのパラメータ値が入力されていることを示します。もう一度 アイコンをクリックすると、自動的に計算された値が復元されます。

バイアス巻線コンデンサ、ダイオード、及び抵抗

設計を行う際、PI Expert では、選択した PI デバイス ファミリーに応じてバイアス コンデンサとバイアス ダイオードが選択されます。LinkSwitch 及び TinySwitch ファミリーの場合は、バイアス抵抗が含まれます。

[部品] ボックスでバイアス コンデンサ、ダイオード、または抵抗を変更するには、計算機アイコン の右側にある黒い下矢印をクリックして、[変更] を選択します。アクティブな部品セットからコンデンサまたはダイオードを選択します (「部品ライブラリと部品セットの概要」 も参照してください)。

バイアス抵抗の場合は、[PI デバイス用の外付けバイアス抵抗] ダイアログ ボックスが開きます。このダイアログ ボックスで、計算機アイコン をクリックして抵抗のパラメータを編集します。

アイコンは、カスタム部品が選択されていることを表しています。デフォルトの部品に戻すには、 アイコンの右側にある黒い下矢印をクリックし、[デフォルト] をクリックします。

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