UV/OV/フィードバック

FEEDBACK ピンは、補助巻線の電圧を検出することによって入出力電圧を検出します。1次側スイッチの ON 時間中に、FEEDBACK ピンからの流出電流を検出して入力電圧を検出します。二次整流導通時間中のフィードバック電圧は、バイアスと二次巻線間の巻線比による出力電圧に比例します。

ユーザーは、上側のフィードバック抵抗の値または低電圧ターンオン スレッシュホールドを変更できます。上側のフィードバック抵抗を変更すると、低電圧/過電圧の設定ポイントが変更されます。PIExpert は、正しい出力電圧を維持するために下側のフィードバック抵抗の値を変更します。低電圧スレッシュホールドの値を変更すると、PIExpert はフィードバック抵抗の適切な値を再計算します。

適切なレギュレーションを確保するために、10 pF のフィードバック ピン デカップリング コンデンサ (CFB) を推奨します。ユーザーはコンデンサの値を変更できます。コンデンサの容量が低すぎると十分なデカップリングが無く、容量を高くするとレギュレーションと過渡応答の問題が発生することがあります。設計は、試作品で検証する必要があります。

Top