Pin Allocation

ピン割り当てグループは、一次側及び二次側における巻き始めピンと巻き終わりピンの番号表を表示します。

フライング リード (FL) は、チェック ボックスを使って二次側全体に自動的に指定できます。

ピン番号/FL は編集可能です。ただし、ピン番号を一次側から二次側または二次側から一次側に割り当てようとすると、そのピン番号の変更は妨げられます。FLについては、ユーザーにより既に番号設定されている場合を除き、セカンダリのすべてのFL 番号が一次側の最も大きい番号の後の番号に配置されます。

ユーザー選択アイコンは、ピン番号がユーザーにより更新されたときに、ピン割り当てグループのキャプションの近くに表示されます。カスタム ピン/FL 番号のあるセルは、黄色でハイライトされます。[自動ピン割り当て] ボタンを押すと、すべての手動で行った変更がリセットされ、自動的に計算されたピン/FL 番号の値に復元されます。

トランスの二次側でセンター ピンを選択させるには、[二次側 RTNをセンターピンに設定] ボックスをチェックします。このオプションは、二次側が FL 構成の場合には利用できません。リターンをセンターピンに配置することにより、すべての出力のループ エリアを減らすことができ、それによって寄生容量の影響やノイズの発生を最小限に抑えられます。[二次側 RTNをセンターピンに設定] チェック ボックスにより、自動計算されたピン番号の値を復元し、二次側RTNのセンターピン設定を切り替えることができます。

細い巻線及び太い巻線におけるzzzピンごとの最大終端数が表示されます。これは一般的なルールで、FL には適用できません。

利用可能な一次側/二次側ピンの数は、ボビンのパラメータであり、[ボビンの選択] フォームに表示できます。

[使用する一次側/二次側ピンの数] ボックスの値を編集できます。このボックスの横にある計算機アイコン をクリックし、カスタム値を入力します。ユーザー選択アイコン は、カスタム値を示します。ピン数の上限を超過した場合は、警告メッセージが表示されます。デフォルト値を復元するには、このアイコンをクリックします。使用する一次側/二次側ピンの数は、[ボビンの選択] フォームにも表示できます。