動作パラメータの微調整及びリバース エンジニアリングを行うには、ゴール シーク機能を使用します。この機能では、あるパラメータの値を変更することによって、別の設計パラメータに対する検証結果を得ることができます。
注: ゴール シーク機能は、PI Expert を使い慣れたユーザーのみにお勧めします。PI Expert で使用される設計アルゴリズムの詳細については、アプリケーション ノート「AN-18」、「AN-32」、「AN-25」、「AN-4」、及び「AN-41」を参照してください。
以下の手順で、設計を微調整を行います。
通常通り設計を進めます。
設計が完了したら、[ツール] メニューから [ゴール シーク] を選択します。[ゴール シーク] 機能ダイアログ ボックスが表示されます。
注: ゴール シーク機能を正しく使用するには、設計のパラメータ間の関係にを事前に理解しておく必要があります。
[設定パラメータ名(&A)] ボックスで、必要なパラメータを選択します。これは、従属 (計算) 変数である必要があります。
[パラメータ目標値] ボックスで、取得する値 (従属変数の目標値) を入力します。
[パラメータ名による(&B)] ボックスで、変更するパラメータの名前を選択します。これは、従属変数の目標値に達するために変更される独立 (入力) 変数です。
[OK] をクリックして、微調整を開始します。